2024-11-25
被せ物選び
大きく削った虫歯治療後は、被せ物が必要となります。金額面、耐久性や審美性、金属アレルギーをなるべく発症させたくないなど、患者様が希望される点を重視した被せ物をお選びになると良いかと思います。
保険治療の場合は、被せ物に使える材料が限定されています。前歯の場合は、硬質レジン前装冠と呼ばれ、金属を土台にレジン(歯科用プラスチック)をコーティングしたものになり、奥歯の場合は、金銀パラジウム(銀歯)となります。硬質レジンの場合は、経年と共に色の変色がありますので、銀歯共に審美性に劣り、金属アレルギーの心配があります。
自費治療の場合は、各種材料を使うことができ、陶器に使われるセラミックなら経年でも色の変化はありません。その他ジルコニアやe-maxなど、審美性、耐久性や親和性といった面で、選択肢が広がります。また単純な材質の違いだけでなく、被せ物を作る過程でも型どりの材料、接着剤の材料などが異なるため、より精度の高い被せ物を作ることができます。
麹町歯科・矯正歯科では、被せ物のご相談ができるトリートメントコーディネーターが在籍しておりますので、更に詳しいお話ができると思います。
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