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2022-02-24

CAD/CAM冠ご存じですか?

歯の色を合わせる

今まで保険での被せ物を作る場合は、奥歯の場合は銀歯が主流でした。CAD/CAM冠ですと小臼歯(条件付き大臼歯)が適用範囲でしたが、少し前から前歯にも適用になりました。保険内の白い前歯の場合は、金属を土台として見える部分に白いレジンを乗せて成形していたのですが、CAD/CAM冠は、硬質レジンブロック(白いレジンの塊)をコンピューターを使って削り出す手法です。金属の土台がないため、歯肉にも黒っぽく映ることなく、金属アレルギーが心配な方にも安心できる被せ物です。

硬質レジンブロックとは、歯科用の特殊なプラスチックとセラミックの素材が混ざった塊です。自費のセラミックの被せ物やジルコニアまでの審美性はありませんが、白い歯をご希望の方には選択肢の1つにできる手法です。

CAD/CAM冠メリット

①メタルフリーで治療できる
②審美性に優れている
③歯茎に黒い色が映らない
④保険適用できる

CAD/CAM冠デメリット

①従来の被せ物よりも外れやすい

今までは技工士が適合を調整していたのですが、CAD/CAM冠の場合は、削り出したものをほんの少し調整するのみですので、適合に欠ける場合が多くなります。

②金属を使う被せ物よりも削る量が多い

金属を使わない分、強度が落ちるため、被せ物に厚みを持たせる必要があります。そのため、金属を使ったものよりは大事な歯を削る量が多くなります。

③経年劣化により色が変色する

元々レジンは歯科用プラスチックが原材料です。ご家庭のプラスチック製品を想像いただければわかるのですが、経年使用により色が黄身がかっていきますよね。歯でも同じことが起きるため、特に前歯の場合は、最初は隣の歯と同じ色でも経年により色に差が出てきます。

④自費の素材とは違います

自費で使われるのはセラミックの比率が高かったり、ジルコニアを使います。お皿を作る材料がセラミックですが、変色はしませんし、透明感があります。硬質レジンブロックの質が上がっているのは確かですが、同じ白い歯でも内容が違います。

麹町歯科医院でもCAD/CAM冠をお作りすることができます。ただし大臼歯については、耐久性のことを考え、他の治療法をお勧めしております。詳しくは、麹町歯科医院にご相談ください。

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