2025-10-29
ドライマウスの原因と対処法
「お口が乾く」「ネバつく」「話しにくい」といった症状はありませんか?
その原因となっている可能性があるのが ドライマウス(口腔乾燥症) です。
ドライマウスは、唾液の分泌量が低下することで口の中が乾き、むし歯・歯周病・口臭などさまざまなトラブルを引き起こすことがあります。
ドライマウスの主な原因
1. 加齢や生活習慣
年齢とともに唾液分泌量は減少します。また、口呼吸・ストレス・喫煙・脱水なども影響します。
2. お薬の副作用
高血圧薬・抗アレルギー薬・抗うつ薬など、多くの薬で唾液が減ることがあります。
3. 病気が関係する場合
シェーグレン症候群・糖尿病など全身疾患が原因となることもあります。
4. 噛む回数が少ない食事
柔らかい物ばかりを食べると、唾液腺が刺激されにくくなります。
対処法と予防のポイント
・こまめに水分補給をする
・ガムや硬い食べ物で噛む回数を増やす
・鼻呼吸を意識する
・アルコールやタバコを控える
・お口の保湿ジェルを使う
・睡眠中の口の乾燥対策(加湿器の活用など)
特に、酸っぱい食べ物や無糖ガムは唾液の分泌を促すため効果的です。
歯科医院でのケア
症状が強い場合は、歯科での以下のケアが有効です。
- 唾液腺マッサージ指導
- 保湿剤の提案
- むし歯・歯周病の予防管理
- 内科や医科との連携サポート
原因は一人ひとり異なるため、早めの相談が安心です。
まとめ
ドライマウスは放置すると、お口の健康だけでなく食事や会話にも影響します。
気になる症状がある方は、ぜひ一度 麹町歯科・矯正歯科までご相談ください。
日常生活も含めたトータルなケアで、快適なお口の環境をサポートいたします。

関連記事













