2025-10-21
銀歯の問題点
虫歯治療の際に使われる「銀歯」は、これまで長く一般的な治療法として広く用いられてきました。
しかし、近年ではそのデメリットが注目されるようになり、銀歯に代わる治療法を選ぶ方も増えています。
ここでは、銀歯の主な問題点についてご紹介します。
1. 見た目の問題
銀歯は金属のため、口を開けたときに目立ってしまいます。
特に前歯や笑ったときに見える奥歯では、自然な歯の色との違いが大きく、見た目の印象を損ねてしまうことがあります。
2. 二次むし歯のリスク
金属は歯と完全に一体化するわけではないため、時間が経つとわずかなすき間ができることがあります。
そのすき間から細菌が入り込み、再びむし歯ができてしまう「二次むし歯」を引き起こす可能性があります。
3. 金属アレルギーのリスク
銀歯に使用されている金属の中には、体質によってアレルギー反応を起こすものもあります。
口の中の金属が少しずつ溶け出し、皮膚炎やかゆみなどの症状が現れることがあります。
4. 歯ぐきの変色
金属イオンが歯ぐきに沈着することで、黒ずんで見えることがあります。
これは審美的にも大きなデメリットであり、特に女性の方が気にされることが多い症状です。
5. セラミック治療という選択肢
最近では、金属を使わない「セラミック治療」や「ジルコニア治療」が注目されています。
これらの素材は見た目が自然で、金属アレルギーの心配もなく、長期的に安定した結果が得られます。
当院でも患者様のご希望やお口の状態に合わせて、最適な治療法をご提案しております。
まとめ
銀歯は保険適用で経済的な反面、見た目や体への影響などの問題も少なくありません。
一人ひとりに合ったより良い治療法を選ぶことで、見た目も健康も両立したお口を目指すことができます。
気になる方は、ぜひお気軽に麹町歯科・矯正歯科までご相談ください。

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