2025-11-13
金属コアとファイバーコアの違い
虫歯や外傷で歯の神経を取ったあとは、歯の内部が空洞になります。そのままでは歯がもろくなってしまうため、土台(コア)を入れて補強し、その上に被せ物(クラウン)を装着します。
この「コア」には主に金属コアとファイバーコアの2種類があり、それぞれに特徴があります。
金属コアとは
金属コアは、従来から使われてきた金属製の土台です。強度が高く、奥歯など噛む力が強い部分に適しています。
メリット
- 強度が高く、しっかりした補強ができる
- 保険適用で費用を抑えられる
デメリット
- 金属の硬さが歯根に伝わり、歯が割れる(歯根破折)リスクがある
- 金属が溶け出し、歯ぐきが黒ずむことがある
- 金属アレルギーの原因になる場合がある
ファイバーコアとは
ファイバーコアは、グラスファイバー(繊維強化樹脂)で作られたコアです。弾性があり、歯に近いしなやかさを持っています。近年は審美性や安全性の面から、多くの歯科医院で主流となっています。
メリット
- 歯に近い弾性で、歯根破折を起こしにくい
- 光を通すため、見た目が自然(特に前歯におすすめ)
- 金属アレルギーの心配がない
デメリット
- 金属コアよりも材料費が高い(自費の場合が多い)
- 強い衝撃が加わると、変形・破折することがある
適切なコアの選び方
コアの種類は、歯の位置・残っている歯質の量・見た目・噛む力などによって最適なものが異なります。
見た目を重視する前歯にはファイバーコア、力のかかる奥歯には金属コアを選ぶケースもあります。
当院では、患者さまの歯の状態とご希望に合わせて、最適な治療方法をご提案しています。どちらが自分に合っているか迷われる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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