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2024-11-15

治療の中断は、余計に歯が悪くなることも

ある日の予約が忙しくて、キャンセルしてしまい、そのままズルズルと次の予約を取らずに放置なんてこともありますよね?治療している歯をそのままにすると、細菌が入って余計に悪くなってしまうことがあります。お時間が空き次第、なるべく早く次のご予約をお取りいただくのが理想です。

①歯の根っこの治療中の中断

歯の根っこ(神経除去)の治療では、複数回に渡り、神経を除去したり、消毒する治療を行います。できれば治療中の期間は1週間に1度はお越しいただくのが理想です。治療では、歯の根の部分に消毒液を詰め、仮のふたをして細菌が入らないようにブロックしています。ただし仮のふたは、次回も引き続き治療を行うため、軽く塞いでいる状況です。万が一中断をされると、ふたが取れたり劣化して外れてしまい、細菌が内部に入り込んでしまうこともあります。細菌が入り込むとやり直しになることもあります。歯の根っこの治療の中断放置は一番危険な行為です。

②被せ物の治療の中断

被せ物を作成途中では仮歯を装着することがあります。仮歯の意味は、実際の歯が来るまでの治療部位の保護作用もありますし、しばらく使ってみて高さや噛み心地を確認していただく意味もあります。ただし仮歯は、実際の歯が来るまでの代用品ですので、簡単に取れるように接着しております。長く使うに耐えうる素材でもありませんので、仮歯のまま使い続けることは、仮歯が劣化したり、外れる可能性があります。外れてしまうと、細菌が入り込むことができ、また虫歯になることもあります。

③歯周病の治療の中断

歯周病治療では、歯石やプラークの除去(スケーリング)をすることで、お口の中の細菌の住処を減らしていきます。歯石が多い場合、スケーリングを複数回行う場合も多く、途中で中断させると再び細菌が増えてしまいます。歯周病は、安定期に入るまで、継続してスケーリングをしながら、お口の中を綺麗にしていきます。

④抜歯後の中断

両隣の歯がある状態で抜歯を行った場合、歯がない部分を補う治療が必要です。放置すると両隣の歯がスペースがあることを認識し、倒れてきたり、歯並びが広くなったりします。抜歯後は、入れ歯やブリッジ、インプラントなどの追加治療が必要です。

歯が取れる
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