toggle
2020-06-04

初期虫歯

虫歯が発生するとき

歯が痛いとか、黒く穴が開いているというのは、虫歯の可能性が濃厚ですが、虫歯も始まりがあります。ではどんな状態が初期虫歯でしょうか。初期虫歯の場合、歯の表面が白濁しています。でも歯が白くなっているだけでは虫歯との判断は難しく、もしかしたらプラークがついているだけなのかもしれません。診断にはプラークを落とし、乾燥させた時に白濁が見られるようだと、初期虫歯の可能性を疑います。

歯が茶色になっている時は、着色の可能性もあります。歯の溝にスーッと茶色い線が見えたりする場合です。これは、以前撮った写真と比較できれば、虫歯かどうかの判断になります。

レントゲンを撮る事で判断する場合もあります。歯がしっかり写っているかどうか、黒い影がないかどうかで判断していきます。

ご自身で気づくことは難しいかもしれませんが、定期検診で初期虫歯が見つかることも少なくありません。

虫歯の発生はプラークによります。皆さんがお食事をされると、お口に残った糖分を虫歯菌が餌にして、歯の表面にプラークを作ります。プラークの中には虫歯菌が沢山存在し、酸を生成しています。発生した酸は、歯の成分であるリン酸やカルシウムなどを溶かします(脱灰)。通常、溶け出したイオンは唾液の力で再び歯の中に戻っていきます(再石灰化)。普段は、脱灰と再石灰化が繰り返されて、虫歯ができないような状態になっているのですが、何かの要因で脱灰が続き、再石灰化がされないと、歯の成分がどんどん抜けていき、虫歯が発生します。

初期虫歯も削るの?

初期虫歯でしたら必ずしも削る必要はないかもしれません。フッ素を利用しながら、経過観察することもあります。フッ素は、再石灰化を促進してくれる作用があるので、上手に使いながら、歯の再生を待ちます。

虫歯になってしまった原因がありますので、まずは、生活習慣や食生活を見直してみましょう。歯磨きはできるだけ1日3回、夜は特に丁寧に磨く事。間食を減らす事。間食はお口の中に甘いものが頻繁に入ってくると、歯が修復する時間が無くなってしまいます。歯磨きした後のすすぎも、沢山する必要はありません。なるべく、フッ素がとどまるように、1回程度で大丈夫です。あとは、定期検診にお越しいただき、ケアをしていきましょう。

初期虫歯かどうかの判断をし、適切な処置を行うためにも歯科医院を受診してください。

関連記事